「中庭にも緑を設けたい」という希望をお持ちの方も、多いでしょう。緑を設置する手段として、芝生は有力な選択肢の一つです。
中庭は建物で囲まれた、屋根の無い空間です。穏やかに過ごせる一方で、日当たりが悪くなりやすく湿気がたまりやすいという悩みをお持ちの方も、多いのではないでしょうか?
中庭に芝生を設けるならば、天然芝よりも人工芝の活用をおすすめします。なぜ人工芝がおすすめなのか、この記事で詳しく確認していきましょう。
人工芝の設置を中庭におすすめする4つの理由
緑を中庭に設けたい場合は、人工芝の設置がおすすめです。4つの理由をもとに、人工芝を選ぶメリットをご確認ください
日当たりを気にせず、春夏秋冬いつでも緑を楽しめる
天然芝や植物には、日光が欠かせません。日当たりの無い場所で育てると、枯れてしまいます。冬は寒さのため、枯れてしまう芝や植物も少なくありません。また苗を植えてから育つまでに期間を要することも、課題に挙げられます。
人工芝は、合成樹脂でできています。青々とした色を維持するために、日光は必要ありません。中庭でも日当たりを気にせず、また寒さを気にすることなく、春夏秋冬いつでも緑を楽しめることは大きな魅力です。
水やりや肥料を与える手間が不要
人工芝の美観を維持するために、水分や肥料は必要ありません。この点も、天然の芝や植物と大きく異なるポイントです。以下の手間を省けることを、メリットに感じる方も多いでしょう。
- 定期的な水やり
- 施肥(肥料を与える)
「うっかり水やりを忘れた」「肥料を与えるタイミングを間違えた」などにより生育が悪くなる、あるいは枯れるといったトラブルは、人工芝では起こりません。
地面が土でなくても設置できる
天然芝は、土が無いと育ちません。一方で人工芝は土の上だけでなく、コンクリートやレンガの上でも設置できます。土が無い場所でも、緑あふれる風景を演出できるわけです。人工芝を敷き、固定するだけの簡便さも魅力的です。
手入れが楽で清潔に保ちやすい
人工芝は年月が経過しても、伸びたり枯れたりしません。天然芝で必須となる、以下の作業は不要です。
- 葉が長くなったときの「刈り込み」
- 枯れた葉や芝の刈り草が堆積した「サッチ」の除去
- 芝に穴や切り込みを設け、地面の中に空気を供給する「エアレーション」
また天然芝は土の上に生えるため、一定数の菌はどうしても発生します。ときには、天然芝が病気にかかるかもしれません。一方で人工芝のなかには、抗菌や防カビ、消臭機能を持つ製品もあります。掃除すれば清潔さを保てることは、人工芝ならではのメリットです。
天然芝と人工芝の違いは、以下の記事でも解説しています。あわせてお読みください。
関連記事:人工芝と天然芝の違い:どちらを選ぶべき?メリット・デメリットを解説します
中庭に適した人工芝を選ぶ5つのポイント
中庭に適した人工芝を選ぶポイントは、5つあります。順に確認していきましょう。
水はけの良さ
人工芝を選ぶなら、ぜひとも水はけの良い製品を選びたいものです。雨が降っても表面に水がたまりにくく、速やかに地面や下地へ排水される製品を選びましょう。水はけの悪い人工芝を選ぶと表面に水がたまってしまい、雨が降り止んでもしばらくの間は歩きにくくなってしまいます。それだけでなく、カビの原因になるかもしれません。
水はけの良い人工芝を選ぶメリットや選び方は、以下の記事をご参照ください。
関連記事:人工芝=水はけが悪い」は嘘!水はけの良い人工芝と下地の選び方
清潔に保つ機能
人工芝を使うなら、清潔さも欠かせないポイントです。「人工芝が臭い」「人工芝にシミや変色がある」といった状況になると、人工芝を避けて過ごさなければなりません。このような事態を防ぐためにも、以下の機能を備える人工芝を選びましょう。
- 抗菌機能
- 防カビ機能
- 消臭機能
上記の機能があれば、いつでも安心して人工芝の上で過ごせます。
安全に使える機能
人工芝は天然の芝と異なり、内部に水分を含みません。直射日光にさらされた人工芝は、ときに表面温度が70℃~80℃前後に達する場合もあります。これは、蒸散により温度の上昇を抑制できる天然芝との大きな違いです。加えて人工芝は合成樹脂でできているため、火を近づけると燃えるリスクもあります。
思わぬやけど、また火災を防ぐためにも、以下の機能を備えた人工芝を選びましょう。
- 表面温度の上昇を抑える「遮熱機能」
- 火災の広がりを抑える「防炎機能」
防炎機能の重要性は、以下の記事でも解説しています。
関連記事:人工芝の火災リスクとは?防炎認定のある人工芝を選ぼう!
快適に過ごせる機能
人工芝の上で快適に過ごすなら、以下の機能も重要です。
- 肌ざわりの良さやクッション性に優れていること
- 静電気を防ぐ機能
柔らかい肌ざわりを実現できることは、人工芝ならではの強みです。また人工芝の原料となる合成樹脂は静電気が発生しやすい素材ですが、静電気を防ぐ機能があれば「バチッ」と感じる不快さを抑えることが可能です。
関連記事:人工芝は静電気が発生する!?人工芝を選定するにあたって押さえておきたい静電気抑制機能
引抜けに強く、耐久性に優れること
人工芝の葉に相当する「パイル」は、抜けるとプラスチックごみになってしまいます。引抜強度の高い製品は、パイルが抜けにくいためおすすめです。耐久性に優れる製品を選ぶことも、よい選択肢の一つです。UV加工がされている人工芝を選ぶことで、変色やひび割れなども抑えられます。
安価な人工芝は、どうしても性能が低くなりがちです。「リアリーターフ®」との違いを、以下の記事にまとめましたのでご参照ください。
関連記事:「リアリーターフ®」と安価品人工芝(他社商品)との違い
中庭には「リアリーターフ®︎」をおすすめ
これから中庭に人工芝を敷くなら、弊社の「リアリーターフ®」をおすすめします。「リアリーターフ®」を選ぶことで、以下のメリットが得られます。
- 水抜き穴を増やし、水はけの良さを実現
- 黄色ブドウ球菌・MRSA・O157・サルモネラ菌に対する抗菌機能
- カビの発生を防ぐ防カビ機能
- 動物の排泄臭や腐敗臭を抑える消臭機能
- 遮熱機能無しの人工芝と比べて、表面温度を約7℃程度抑えられる遮熱機能
- 公益財団法人日本防炎協会に認定された防炎機能
- 数種類の特殊形状パイルを組み合わせて、倒れにくく柔らかい肌ざわりを実現
- 静電気除去繊維を織り込むことで、静電気の発生を軽減する
- パイルにUV加工を施し、紫外線による変色やひび割れを抑える
「リアリーターフ®」を選ぶことで中庭が活用されやすくなり、より充実した日々を過ごせるでしょう。詳しい試験結果は、「検証データ」ページをご参照ください。
まとめ
日当たりが悪くなりやすく湿気がたまりやすい中庭には、水はけが良くいつでも青々とした風景を楽しめる「リアリーターフ®」をおすすめします。「リアリーターフ®」は、安全で快適に使えるさまざまな機能を備えた人工芝です。ぜひ活用のうえ、快適な中庭を実現しましょう。