雑草対策の最適解は?人工芝リアリーターフ®&防草シートで除草のいらない庭づくり

庭の草取りは終わりのない作業であり、できればやりたくない家事のひとつではないでしょうか。そこで今回は、人工芝と防草シートで手間のかからない庭をつくる方法をご紹介します。

人工芝や防草シートの施工が初めての方向けに、そもそもどんなものなのか、使うとどうなるかをくわしく紹介しています。防草シート以外の除草対策もあわせて紹介していますので、メリットやデメリットを比較しながら検討してみてください。

防草シートとは?

まずは、防草シートとはどんなものなのかを簡単に見ていきましょう。

防草シートの素材は?

防草シートの素材はポリエステルやポリプロピレンなど、プラスチック製の繊維が使われています。

・ポリエステル

ポリエステルは紫外線を吸収する素材で、紫外線には強いのですが、加水分解に弱いため、時間が経つと劣化していきます。

加水分解とは、空気中の水分と素材が結合して、素材がバラバラに分解される現象です。

・ポリプロピレン

ポリプロピレンは高熱に強く、加水分解にも強い特徴があります。

紫外線にはあまり強くないので、長時間日光を浴びると白くカサカサに劣化していく場合がありますが、製品によっては耐候性を高める加工をしたものもあります。

防草シートは人工芝の下に敷くため、ほとんど紫外線が当たりません。そのため、素材としては紫外線への耐候性が高めてあるポリプロピレンの防草シートが長持ちするのでおすすめです。

防草シートについて、くわしくはこちらをご参照ください。

関連記事:人工芝に防草シートは必要?

防草シートのメリットは?

防草シートを敷くメリットは、次の3つです。

  • 雑草を生えにくくする
  • 地盤が安定する
  • 人工芝の施工性が上がり、仕上がりが美しくなる

防草シートは雑草の成長に必要な太陽光を地面に当たらなくし、下から生えてくる雑草の育生や貫通をシートで抑えて雑草を生えにくくさせます。加重がかかっても伸びにくいため、強い雨や何度も踏みしめることによる地面のでこぼこを防ぎ、地盤が安定し、平らな庭をキープできます。

また、防草シートを敷くことで、人工芝が地面に固定しやすくなり、きれいに施工できます。

防草シートを使わないとどうなる?

防草シートは、人工芝とセットで施工します。 人工芝の施工では、地面がコンクリートの場合以外は基本的に防草シートが必要です。

防草シートを使わずに人工芝だけを施工することも可能ですが、人工芝の水抜き穴から雑草が生えてくる可能性があります。また、人工芝だけでは加重に対する対策ができないため、強い雨などで土の地面がデコボコになる可能性もあります。

防草シート以外の雑草対策

ここまで、人工芝と防草シートによる雑草対策をご紹介してきましたが、「もっと選択肢がほしい」という方もいるのではないでしょうか。

ここからは、防草シート以外の雑草対策も見ていきましょう。

砂利を敷く

砂利を敷くと太陽光が地面に当たりにくくなるため、雑草が生えてくるのを防ぐことができます。歩くたびに音がするので、犬走りの防犯対策にも使われますよね。

しかし、雑草は砂利のすきまから生えてくる場合があります。雑草対策として砂利を敷くなら、防草シートを敷いたほうがさらに雑草を生えにくくすることができます。

ウッドチップを敷く

砂利と同じような雑草対策として、ウッドチップを敷く方法があります。ウッドチップは木を砕いた自然素材で、見た目もおしゃれです。

ただし、素材が木なので、紫外線による退色があり、劣化が早い場合もあります。そのため、庭の景観を重視する場合は、交換時期が早くなる場合があります。

コンクリートにする

庭の地面をコンクリートで覆ってしまえば、雑草は生えません。車を停めることもできるので、道沿いの庭だと用途も広がりますね。

ただし、コンクリートで固めても、雑草はひび割れのすきまから生えてくる場合があります。また、雨の日にすべりやすい、目にまぶしいなどの点に注意しましょう。

まとめ

庭の雑草対策は、コンクリート、砂利、ウッドチップなど、さまざまな方法があります。駐車場と兼用したいならコンクリート、防犯対策も兼ねたいなら砂利を使う方法がおすすめですが、おしゃれな庭にしたい場合は人工芝と防草シートが適しています。

どの方法でも完全に雑草を防ぐことは難しいですが、土の庭よりも格段に除草作業の手間を減らすことができます。ご自宅に合った雑草対策で、快適な庭をつくっていきましょう。

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