「自宅の庭を美しく、手間をかけずに維持したい」そんな願いをお持ちの戸建て住宅のオーナー様、人工芝がその解決策となるかもしれません。
近年、自宅の庭に人工芝を導入したいというご相談が増えています。人工芝は一年中鮮やかな緑を保持し、メンテナンスも最小限に抑えられます。都市型住宅のコンパクトな庭から、郊外の広大な庭まで、さまざまな環境に適応します。
この記事では、庭に人工芝を導入するメリットと具体的な施工事例について詳しく解説します。これから自宅の庭に人工芝を導入しようと考えているオーナー様にとって、参考になる情報を提供いたします。
日本の住宅環境
日本で人が住む住居といえば大きく分けると、戸建て住宅とマンションがあります。
今お住いの住居は戸建て住宅でしょうか?それともマンションでしょうか?
それぞれの住宅に特徴があり、メリットとデメリットがあります。
戸建て住宅のメリット
・住人が好きな間取りにリフォームできる。
・敷地の上に独立した建屋となるため、騒音問題がでにくい。
・自分の土地がある為、庭を好きなように活用できる。
・車を停める車庫までの距離が近い。
戸建て住宅のデメリット
・敷地内の所有物は全て自己管理となる為、労力の負担が大きくなる。
・光熱費が高くつく。
マンションのメリット
・入口扉がオートロックのところもあり、セキュリティ性能が高い。
・敷地内の修繕管理・掃除をしなくてよい。
・駅が近くにあり、利便性が高い物件が多い。
マンションのデメリット
・上下階やお隣など、住人同士の生活音が気になる。
・毎月管理会社に支払う費用がかかる。
・リフォームする際は、マンション規約で許可された工事内容となる。
このように、それぞれにメリット・デメリットがあるため、居住する方の人数・家族構成・年齢など、自分たちに合った生活スタイルの方を選んでいる方が多いと思います。
戸建てのお庭の管理の大変さ
マンションの場合、敷地内植栽エリアの管理は、マンションと契約している管理会社が行っている事が多く、特に若い世帯が多く入居しているマンションでは、住人が草引きを頻繁に行っているという話はあまり聞いたことがありません。
しかし、戸建て住宅となると、敷地内の管理は全て住人が行わなくてはなりません。特に気候が暖かくなってくる4月ごろから、敷地内に雑草が目立ち始めます。雑草を抜いて綺麗な土の状態に出来たとしても、また新たに風に乗って飛んできた雑草の種が土に根付くため、都度草引きを続けなくてはなりません。
つまり、4月~11月までは常に草引きをしなければ、直ぐに雑草だらけの土地になり、お家全体の景観も悪くなってしまいます。
戸建てのお庭の雑草対策の具体例
雑草対策の選択肢としてはいくつかあります。
・草引きをし続ける。
・土の上に防草シートを敷き、シートの上に化粧砂利を載せる。
この場合、砂利の上を歩くと音が出るため、防犯効果も期待できます。
・土の上に防草シートを敷き、シートの上に人工芝を敷く。
・土の上をコンクリート仕上げにする、レンガを敷き詰める。
戸建てのお庭(30㎡)に人工芝を施工した事例
今回は、30㎡ほどの庭がある新築戸建て住宅にて、人工芝を敷く事となった施工例をご紹介いたします。
施主様は、庭の雑草管理が大変である事をよくご存じであったため、雑草が繁茂する事を予防でき、尚且つ景観的にも納得できるものを探されておりました。
その時、施工会社から人工芝を敷設する提案を受け、検討した結果、庭は人工芝を敷く事となり、弊社グリーンフィールドのリアリーターフ®に決められました。
リアリーターフ®の特長として、様々なシーンで安心してお使いいただけるよう、全種類に12の機能を備えております。遮熱機能・静電気抑制機能・抗菌・ウレタンバッキングといった機能があり、人工芝自体に付加価値を持たせています。他社品と比較・検討する中、機能性に優れている点が決め手となったそうです。
リアリーターフ®は全部で5種類あり、今回はその中から、落ち着いた風合のミドルタイプ「リアリーターフ®ミドル+25mm」に決定しました。
【Before】
【After】
いかがでしょうか。施工後の写真のように、掃き出し窓から出ると広いデッキがあり、そこから美しいグリーンの庭をゆっくり眺めて寛ぐ事ができます。人工芝のため、メンテナンスの手間も少なく、また夏場に庭で水遊びをしても、泥が体に跳ね返ってくる心配もありません。
最近では、愛犬を飼ってらっしゃるご自宅の庭に人工芝を敷かれるケースも増えてきています。仮にリアリーターフ®の上で愛犬が排泄した場合でも、消臭機能や防カビ機能が役立ちます。
また、パイル(芝糸)の目付量が多いため、クッション性が優れています。仮にコンクリートの上で過ごす場合とリアリーターフ®の上で過ごす場合を同じ時間で比較すると、リアリーターフ®の上で過ごす方が足腰への負担が軽くなります。
リアリーターフ®の施工ポイント
人工芝を敷設する際は、下地作りがかなり重要なポイントとなります。
整地転圧をしっかりと行っていなければ、人工芝敷設後の仕上がりが悪く見えてしまい事があります。
クラッシャーランで土壌を作り、表層は真砂土30mmほど入れて仕上げると、人工芝の馴染みも良くなり不陸を抑えやすくなります。
整地後は、土の上へ「グリーンビスタ®製防草・砂利下シート」を割付けし、ピンで固定します。
その上にリアリーターフ®を敷き、割付けを行います。
ウッドデッキの柱箇所は、人工芝をコの字型に加工する事によって、デッキの下に入れ込めたため、人工芝端部が目立たなくなりました。
水栓台や桝の箇所は人工芝をカット加工する事で、見た目がスッキリと仕上がりました。
まとめ
運用方法や環境にもよりますが、施工後から約10年程度、庭の景観を維持し、防草対策としての役割を果たす人工芝は、お庭の付加価値が上がるのではないでしょうか。
戸建て住宅の場合、維持管理という面においては、人の労力が必要になる事と、一日の時間の中から、作業に充てる時間を割かなければなりません。
このように、戸建て住宅に住んでいる忙しい世帯にとって、人工芝は十分にメリットのある選択肢であると思います。
是非、これから自宅の庭に人工芝を導入しようと考えているオーナー様は、ぜひ高機能人工芝リアリーターフ®をご検討してみては如何でしょうか。