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人工芝の寿命はどのくらい?

人工芝の施工を検討されている方の中には、人工芝の“寿命”を気にされている方も多いと思います。人工芝は天然芝と違ってメンテナンスフリーですが、樹脂製のため、どうしても寿命があります。

今回は、そうしたお悩みをお持ちの方に向けて、人工芝を販売するメーカーだからこそお伝えできる、人工芝の寿命や劣化の要因、長持ちさせるためのポイントなど人工芝を選ぶ際に着目すべき点を解説いたします。

人工芝の寿命はどのくらい?

人工芝の耐用年数は製品によりさまざまですが、高品質な人工芝のなかには、屋外使用で10年程度と謳っているものもあります。弊社グリーンフィールドで製造、販売している「リアリーターフ®」は、屋外使用で10年前後の耐用年数を実現しております。

しかし、ネットや量販店などで販売されている人工芝の中には、品質が悪く3年程度でボロボロになってしまうものもあるので、どのような要因によって劣化してしまうのか、代表的な要因を2つご説明します。

【人工芝劣化の主な要因①】紫外線による劣化

人工芝のパイル(芝糸)は、ポリエチレンやポリプロピレンといった樹脂製です。
樹脂製の洗濯ばさみを外に出しっぱなしにしていたところ、何年か経ってぼろぼろになってしまったというような経験はございませんか?
通常、こうした樹脂製品を屋外で使用した場合、月日が経つにつれて紫外線による退色や、素材の硬化といった劣化が進んでいきます。そのため、屋外で人工芝を使用する場合は、UVカット加工が施されている製品を選ぶことをお勧め致します。

こちらの写真はリアリーターフ®を14年使用した際の状態です。

UVカット加工が施されているため、14年たった現在も綺麗な色合いが続いております。
※使用する現場状況により、耐用年数には前後がございます。

【人工芝劣化の主な要因②】 水気、湿気による劣化

人工芝を選ぶ際、どういった点が重要だと思いますか?
芝の密度、抗菌などの機能、見た目のリアルさ…いろいろと各製品独自のポイントがあるかと思います。
人工芝メーカーとして、一番重要と考えるポイントは、ズバリ!人工芝の「裏地」です。

こちらをご覧ください。
通常、人工芝は基盤の織布にパイルを縫い込んでつくられています。裏地をみると、ステッチが入っていることが分かりますね。この部分にパイルが縫い込まれています。
リアリーターフ®の裏地はこちらの写真のように、表面がツルツル仕上げになっています。

一方で、次の写真をご覧ください。

こちらは比較的安価な人工芝の裏地です。
見比べてみるといかがでしょうか。
リアリーターフ®のようなツルツル感はないことがわかるかと思います。

このような表面の質感の違いは、裏地にウレタンコーティングをしているか、いないかの違いです。
ウレタンコーティングは水や湿気に強いという特徴があります。そのため、ウレタンコーティングで裏地を仕上げることで、水や湿気による劣化が起きにくくなります。さらに、裏地が強いと、ステッチが解れにくくなるため、裏地に縫い込まれているパイルも抜けにくくなります。

人工芝選びで悩んだ際は、ぜひ、裏地がツルツルか、そうでないかをチェックしてみてください。

人工芝を長持ちさせるためのポイント

せっかく敷いた人工芝。寿命があるとは言えども、できることなら長く使い続けたいですよね。
そこで、ここからは人工芝を長持ちさせるためのポイントをお伝えしていきます。

1.定期的なブラッシング

近年のリアル人工芝は、芝が倒れにくいよう工夫されているものが増えてきました。それでも、一か所に重い物を置き続けたり、特定の場所だけ人の出入りが多かったりすると、その部分だけ芝が倒れてしまうことがあります。
倒れた芝が気になる際は、デッキブラシで芝を逆なでするようにブラッシングしてみてください。定期的に行うことで、敷きたての状態が長続きしやすいですよ。

2.メーカー推奨の方法で施工を行う

人工芝が長持ちするかどうかは、下地の状態や施工方法が大きく影響します。
例えば、地盤がしっかり転圧されていない下地の上に人工芝を敷いた場合、経年使用によって地盤がボコボコしてくることがあります。
敷きたての状態を長く保つためには、メーカー推奨の施工方法を守って施工することをお勧めします。

3.激しい使用を控える

外構などで使用されている景観用人工芝の多くは、激しい運動を想定した製品ではありません。パイルはあらかじめ強固に縫製されていますが、あくまでも景観仕様の人工芝のため、本格的な運動を行うとパイルの損傷が早く進む可能性がありますのでご注意ください。
ただし、弊社が販売しているリアリーターフ®は、お子さんのサッカーの練習程度であれば問題なくご使用頂けます。運動の度合いに応じて、適切な人工芝を選定されることをお勧め致します。

まとめ

いかがだったでしょうか。
人工芝の劣化や寿命は避けては通れないものですが、人工芝の選び方や施工方法、メンテナンスの方法によってその期間は大きく変わってまいります。
人工芝を敷く際は、あらかじめ上記のような特徴や選ぶ際のポイント、メンテナンスの方法などをしっかり理解した上で選定すると費用対効果に優れた納得のいく人工芝に巡り会えると思います。
製品面や施工面などでご不明な点があれば、ぜひお気軽に、弊社グリーンフィールドまでご相談ください。

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