公園や広場、建物の間などに設置される遊歩道に、緑が欲しいと思う方も多いのではないでしょうか?緑を設ける方法はさまざまですが、おすすめの方法は人工芝の設置です。メンテナンスの手間が省け、季節を問わず緑あふれる場所を提供できます。
この記事では人工芝を遊歩道に用いるメリットを解説したのち、人工芝の設置がすすめられる場所や設置のポイントを解説します。遊歩道を緑あふれる空間にしたい方は、ぜひお読みください。
遊歩道には人工芝をおすすめ!他の方法と比べたメリットを解説
遊歩道を緑あふれる空間にしたいなら、人工芝の活用をおすすめします。園路の周りに設置することで、利用者は緑を感じつつ快適に歩くことができるでしょう。人工芝の活用でどのようなメリットが得られるか、他の方法と比較しながら解説します。
天然芝との比較
天然芝は緑あふれる遊歩道づくりによく選ばれる素材ですが、以下のデメリットもあります。
- 屋内では使えない
- 肥料を与える、また薬剤を散布する必要がある
- 定期的な芝刈りが必要。枯れ葉の掃除も要する
- 季節ごとに見映えが変わる場合がある
- 植えた後、育つまでに日数を要する場合が多い
人工芝は、上記の問題点を解決する製品です。屋内・屋外を問わず、設置したときから美しい風景を提供できます。季節ごとに見映えが変わることもありません。枯れ葉が発生せず、メンテナンスも日々の掃除程度で済みます。
むき出しの土との比較
木陰を楽しめる遊歩道の場合、「園路は舗装されているが、周りはむき出しの土」というケースも多いでしょう。この場合、雨が降ったり強い風が吹いたりすると、以下の物が園路に流れ込むおそれがあります。
- 土や砂
- 小石
- ちぎれた葉や花びら、折れた小枝
園路に上記の物が落ちていると、美観の悪さや歩きにくさにつながります。石や枝につまずく、葉を踏んでしまい滑って転ぶといったことが起こるかもしれません。 人工芝なら土や砂などが園路へ流出しにくくなるため、快適な歩行環境の維持に役立ちます。
舗装との比較
遊歩道のなかには園路だけでなく、周りも舗装されている場合があります。管理を楽にできることは、大きなメリットの一つです。プランターを置けば、緑化も行えるでしょう。
一方で舗装は人工物ですから、見た目の温かみを感じにくいことはデメリットに挙げられます。舗装が透水性舗装でない場合は、雨が降ったあと、園路の部分に水が流れてくるかもしれません。
「雨が降ってしまうと水浸しになり、遊歩道を歩けない」これでは施設の魅力も半減します。水を通す人工芝を使うことで、このような状況を防ぐことが可能です。


遊歩道に人工芝の設置が適する3つの場所
遊歩道への設置にあたり、人工芝の強みを発揮できる場所は3つあります。人工芝が適する理由をご確認ください。
建物間の通路として使われる遊歩道
連絡通路など建物間の通路として使われる遊歩道には、美観と清潔さが求められます。屋内に設ける場合は、日当たりに影響されない素材の選択も必要です。
人工芝なら、土を使わなくても緑の多い空間を提供できます。日々のメンテナンスは簡単な掃除程度で済むため、管理の負担も抑えられるでしょう。屋内の通路など、日光が当たらない場所でも緑の風景を楽しめます。
オフィス街や住宅地にある公園
オフィス街や住宅地にある公園は、オフィスワーカーや近隣住民が憩う貴重な場所です。美しい緑があると、癒しのひとときを過ごせるでしょう。
人工芝なら、いつでも緑あふれる風景を提供できます。池など、水辺の風景との組み合わせも良好です。芝刈りの手間が不要なことを、大きなメリットに感じる方も多いでしょう。
芝生広場など、ピクニックができるスペース
遊歩道には、園路のそばに広いスペースが用意されるケースも少なくありません。芝生を設置すれば、ピクニックや子どもが遊ぶスペースとして使われるでしょう。
芝生広場を作るなら、天然芝よりも人工芝がおすすめです。芝刈りや施肥、薬剤の散布といった手間は不要。枯れた葉が出てきて、利用者に不快な思いをさせることもありません。梅や桜の花見など早春の時期でも、緑あふれる場所でのんびり楽しめることは魅力的です。
関連記事:公園での人工芝採用:経済的・美観的メリットとたつの市の事例紹介


遊歩道に適した人工芝を選ぶ3つのポイント
遊歩道を緑の多い空間にするためには、人工芝の選定が重要です。3つの項目に分けて、選ぶポイントを確認していきましょう。
簡単な手入れで清潔さを保ちやすいこと
日々のメンテナンスに要する手間は、維持管理コストに直結します。簡単な手入れで美観と清潔さを保つことができれば、より少ない時間と職員数で十分な維持管理を行えます。以下の特徴を持つ人工芝を選ぶとよいでしょう。
- 簡便な日々の手入れ(掃き掃除程度で済むこと)
- 防カビ機能
- 消臭機能
静電気が起きにくいこと
遊歩道に設置した人工芝は、以下のように使われる場合もあります。
- ピクニック
- 子どもの遊び場
- 犬など、ペットの散歩
パイルの部分に触れたとたんに「ビリッ!」という衝撃を感じてしまうと、遊歩道に行くこと自体が嫌になるかもしれません。快適に過ごしてもらううえで、静電気の起きにくさは重要な項目の一つです。
美しさが長持ちすること
人工芝のなかには数年経過すると、紫外線などの影響で色あせする製品もあるかもしれません。見映えが悪くなれば、人工芝を張り替える必要に迫られる可能性もあります。
人工芝を選ぶなら、長期間にわたって美しさを保つ製品を選ぶことも重要です。少々高額でも張り替えの手間と費用を考慮すれば、トータルでは安価となるケースも多いでしょう。長期間にわたり美観を保てることは、大きなメリットに挙げられます。
遊歩道に使う人工芝は「リアリーターフ®」をおすすめ
遊歩道に人工芝を使うなら、「リアリーターフ®」がおすすめです。「リアリーターフ®」は遊歩道に求められる、以下の機能を備えた製品です。
- 防カビ機能や抗菌機能、消臭機能を備え、清潔で快適な環境を提供できる
- 静電気除去繊維が織り込まれており、静電気が発生しにくい
- 水抜き穴が多い
- ウレタンバッキングが使われており、湿気に強い
- パイルにUV加工が施されており、変色やひび割れなどの劣化を抑えられる
- パイルが抜けにくいため、プラスチックごみが出にくい
- 数種類の特殊形状パイルを組み合わせており、倒れにくく柔らかい肌触りを実現できる
「リアリーターフ®」を設置することで、緑あふれる快適な空間を提供できるでしょう。
まとめ
遊歩道に「リアリーターフ®」を用いることで、設置後すぐに緑あふれる風景と、快適に過ごせる空間を提供できます。季節による見映えの変化もありません。薬剤の散布や施肥がいらないため、日々の手入れが楽になるメリットも見逃せません。遊歩道を緑あふれる空間にしたい方は、ぜひ「リアリーターフ®」の活用をご検討ください。

