「人工芝」と聞くと、野球場、サッカー場や、住宅のお庭を思い浮かべる人が多いと思いますが、ここ最近、人工芝を採用している公園が増えています。
公園というと、人工芝より天然芝ではないか？と思う方もいるかもしれませんが、人工芝を採用するメリットがいくつもございます。そこで今回の記事では、人工芝を使用した場合と、天然芝を使用した場合の違いから、人工芝が選ばれる理由を説明いたします。
人工芝と天然芝の比較
人工芝と天然芝の1番の違いは、植物が本物かどうかです。天然芝は本物の植物ですので、芝刈りをしたり、肥料を撒いたりと、定期的な管理が必要となり非常に大変です。
また、雑草が生えてきてしまう場合もありますので、除去する必要があります。
さらに、何度も踏まれるなどして、強い力が加わってしまう場所や、日の当たらない場所は枯れてしまうことがあります。枯れてしまうと、枯れた場所の土がむき出しになってしまい、土埃の原因になります。土埃が公園周辺の住宅に飛んでいってしまい、地域住民から「家や外にある物が汚れてしまう」など、行政への陳情につながる事もあります。
その点、人工芝は人工物ですので、天然芝のような定期的な管理は必要なく、枯れる心配もないため、土埃が発生するなどの問題もほとんどありません。また、人工芝を敷設する際に雑草対策もしっかりと行うことで、雑草の除去もほとんど必要ありませんので、公園などの広い場所では維持管理がとても楽になります。
人工芝と天然芝の違いでは、見た目（景観）を気にされる方が多くいらっしゃいます。人工芝と聞くと「そんなにリアルなものは無いんじゃないか」「つやのある人工的な緑がちょっと…」と思うかもしれませんが、最近の人工芝は自然な雰囲気を出すために複数の色やパイル（芝糸）を取り入れていたり、つけ消しのパイルを使用していたりと、天然芝の見た目に近づいてきています。
上記の理由から、公園に芝生の設置を検討する際、天然芝だけでなく人工芝も選択肢として入ってくるようになりました。
公園へのリアリーターフ®の設置事例
弊社グリーンフィールドの人工芝「リアリーターフ®」は先ほどの条件を満たしているだけでなく、やわらかさでも皆様に気に入られている商品になります。寝っ転がっても感触が良く、痛くないので、子供の遊び環境に適しているものだと思います。
幅広い世代や障がいのある子供など、公園を訪れる誰もが、一緒に楽しく遊べるインクルーシブ公園が茨城県内にあります。こちらの公園でリアリーターフ®を採用していただきました。
【Before→After】
たくさんの子供たちが集まるこの公園では、遊具周りに人工芝を敷いたことで、クッション性が高くなり、転んでも安心安全な環境が整いました。小さな子供を連れてこられた保護者の方にとっても子供を見守りながら、親同士のコミュニケーションも安心して取ることができる場として活用されています。
公園でリアリーターフ®が採用された理由
こちらの公園でリアリーターフ®が採用されるきっかけとなったのは、公園や保育園、幼稚園など多数の施工実績があることでした。
人工芝を敷設する前は、無機質な土の上に遊具が置いてあるだけで景観も悪く、遊んだ後に泥だらけになる事や、土埃も体に悪く、転んだ時に大きな怪我をする可能性がありました。リアリーターフ®を敷設した事で、それらの問題は解決し、季節に関係なく一年中綺麗な景観を保つことができました。また、遊具にある築山は角度が急な法面になっていますが、クッション性が高いリアリーターフ®の40ｍｍパイルを使用することで、安全性を考慮しています。転んだ時のケガの軽減や、土埃や安全面に配慮され、保護者の方も安心して見守ることのできる環境が整いました。
公園利用者からの評判は高く、多くの人が楽しみながら利用される人気の公園になりました。様々な方が一緒に楽しく遊べるという目的を持つインクルーシブ公園、その一翼をリアリーターフ®が担うことができたと思います。
まとめ
公園で人工芝を敷設をお勧めする理由から公園での使用事例までをご紹介しました。公園での使用理由は「みんなが有効活用できる場所にしたい」「みんなが集まれる場所にしたい」「いろいろな経験をして欲しい」「コミュニケーションを育む場所になってほしい」など色々あると思います。人工芝で公園が綺麗になることによって、今まで人気の少なかった公園の利用者が増えて、閑散とした雰囲気が改善されることがあります。また、人工芝敷設後は、草刈りなどの定期的なメンテナンスによる人件費・管理費の削減など様々なメリットも出てきます。公園は地域にお住まいの方にとって長期にわたり必要な場所だと思いますので、長期的な維持管理費用を考えると、ランニングコストを抑えることができる人工芝はお勧めです。
公園での人工芝をお考えでしたら、是非リアリーターフ®をご検討ください。
