自宅の庭にドッグランがあれば…と、考えたことはないでしょうか?
広い庭がなくても、ドッグランは工夫して作ることができます。
この記事では、ドッグランを作るときにチェックするポイントや、ドッグランに最適な人工芝をご紹介します。
自宅にドッグランを作ろう!人工芝でワンちゃんがいきいき遊べる庭づくり
ドッグランを作るときにチェックするポイントは?
ドッグランを計画する前に、まず最初にチェックしておきたいポイントを見ていきましょう。
十分なスペースがあるか
ドッグランは、愛犬が十分に走り回れるくらいの広さが必要です。
公共施設のドッグランなどで、愛犬の走り回り方を見て、どれくらいの広さがあれば楽しく遊べるかをチェックしておきましょう。
庭の広さに余裕がない場合は、次のような方法で広さを確保します。
- 兼用可能なスペースをドッグランの一部として使う
- ウッドデッキ等の使っていない設備を撤去する
犬走りや駐車場の一部を利用して、ドッグランの一部とすることで、庭自体が広くなくても長い距離を走り回れるようになります。
こんなふうに、愛犬のために使えるスペースがないか探してみましょう。
防音対策ができるか
自宅のドッグランで遊ばせる場合、犬の鳴き声がご近所の迷惑にならないよう、配慮しなければなりません。
家が密接している場合は、防音フェンスなどで防音対策をすることを検討しましょう。
防音フェンスは、中に樹脂などの吸音材が入った厚みのあるフェンスです。
鳴き声を完全に遮断することはできませんが、ある程度は軽減することが可能です。
プランターやガーデニング用品を撤去できるか
花や植物には、犬が口にしてしまうと有毒な種類もあります。プランターなどはドッグランから撤去したほうがいいでしょう。
さらに、スコップやゴミ袋、肥料などのガーデニング用品もあわせて片付けましょう。


ドッグランを作るのにかかる費用
ドッグランを作るには、どれくらいのお金がかかるのでしょうか?
実際の費用は、それぞれの庭や条件によってかなり変わってきます。 ここでは、必要な費用の項目を確認してみましょう。
フェンスの設置費用
ドッグランには、愛犬の安全対策として必ずフェンスを設置します。
小型犬ならフェンスの高さは600mm程度の低いものでかまいませんが、大型犬の場合は1800mm程度と高さが必要になります。 愛犬の体格に合わせて、適した高さのフェンスを選びましょう。
水飲み場の設置費用
ドッグランには、愛犬のための水飲み場を作りましょう。
庭にもともと水栓がある場合はそのまま流用できますが、ない場合はこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。
水栓があれば、水飲み場だけでなく、遊んだあとに足を洗う場所としても使えて便利です。
トイレスペースの設置費用
ドッグランには、トイレスペースも設置しましょう。愛犬が長時間遊ぶ場所なので、快適な場所にしてあげたいですね。
夏は日差しを遮ることができるよう、日陰が作れるシェードなどもあわせて設置しましょう。軒(のき)や庇(ひさし)がある場合は、その場所に設置するのがおすすめです。
人工芝の施工費用
ドッグランの床材は、次のような種類があります。
- バークチップ
- 天然芝
- 人工芝
バークチップは、松の樹皮です。
地面に撒くと、木のかけらを敷き詰めたような雰囲気になります。
天然芝は、生の植物ならではの心地よさがあります。しかし、美しい天然芝を維持するためには、丁寧なお手入れが必要です。
人工芝は、プラスチック樹脂でできた人工の芝です。
天然芝より費用が高額になりますが、枯れることがなく、その後のメンテナンスもほとんど必要ありません。 愛犬の好みで選ぶのが一番ですが、メンテナンスの手間を考えた場合、ドッグランの床材に最適なのは人工芝でしょう。


ドッグランに最適な人工芝のメリット
人工芝は、見た目の良さとメンテナンスの手軽さから、ドッグランにおすすめの床材です。
ここでは、ドッグランに最適な人工芝「リアリーターフ®」のメリットを見ていきましょう。
消臭機能つき
リアリーターフ®は、消臭機能付きの人工芝です。イヤなにおいの元となる、アンモニアなどの成分を除去する機能があるので、うっかりこぼした排泄物などのにおいも軽減できます。
静電気を抑える機能つき
「愛犬が静電気でパチッとなってしまって以来、その場所やモノを怖がってしまう」といった経験はないでしょうか?
リアリーターフ®には静電気抑制効果があるので、「パチッ」が起きる可能性を低くすることができます。
パイルの長さが選べる
リアリーターフ®はパイル(芝糸)の長さに細かく種類があります。小型犬の場合、毛足の長い人工芝では足を取られがちになり、嫌がることもあります。 リアリーターフ®は数種類の長さがあり、愛犬の好みに合わせて選ぶことができます。
まとめ
自宅にドッグランを作る際は、庭のチェックや環境整備から始めましょう。
庭に広さがなくても、兼用できるスペースを見つけることで、ドッグランを実現できる場合があります。 床材や環境を愛犬の好みに合わせて、快適に走り回れるドッグランを作りましょう。

