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ベランダで人工芝を使用する際の注意点について詳しく解説!

「人工芝=お庭に敷くもの」という認識は今では変化しつつあります。
近年では、ベランダ・屋上・床のマットや絨毯の代わりに使う方、壁に貼るという今まででは考えられない場所に使われるぐらい、人工芝は屋内外問わず、あらゆるところで使用されています。もちろん、人工芝の利用する場所が変化すれば、注意すべき内容も異なってきます。

そこで今回は人工芝を検討される方からお問合せの多い、ベランダで人工芝を使用する際の注意事項等をお伝えします。

ベランダへの人工芝の設置は可能なのか?

まず初めに、マンションのベランダは「専有部分」ではなく、「共有部分」であることをご存じでしょうか。特に分譲マンションを購入された方が、ベランダを専有部分だと勘違いしておられるケースが多いようです。マンションのベランダは、廊下やエントランスと同じ共有部分と法律上で規定されているのです。
また、消防法でマンションのベランダは避難通路として利用する事が規定されており、通行の妨げになるテーブルや椅子を置くことも基本的にはNGです。

ですが、簡単に取り外す事ができる人工芝は設置しても問題ないとされるケースが多くあります。なお、避難はしご(避難ハッチ)を塞いでしまうような設置方法は、簡単に取り外しできる人工芝でも法令違反となってしまいますので、施工の際には注意しましょう。

ベランダに人工芝を設置する際の注意点

次にベランダに人工芝を設置する際の注意点についてご説明させて頂きます。
ここでは人工芝の「性能」・「形状」・「施工方法」の3点に着目して説明いたします。

人工芝の性能をしっかりと確認

ベランダに敷く際、人工芝の上をスリッパで歩く方が大半だと思います。
実は、人工芝は静電気が発生しやすい商品です。特にスリッパなどを履いて、すり足のように歩くと静電気の発生率が高くなります。(下敷きで頭を擦ると髪の毛が毛羽立つのと同じ現象です。)

そこで、重要なポイントが人工芝に静電気抑制機能が付いているかどうかです。
静電気抑制機能が付いていない人工芝を選んでしまうと、部屋に入るとき、ドアノブを触ると【バチッ】と鳴る、あの嫌な音と共に、痛い電気が発生しやすくなります。

また、静電気の発生だけでなく、人工芝自体を長く利用できるのか、また、小さなお子様がおられるご家庭であれば衛生面も気になる点だと思われます。
グリーンフィールドのリアリーターフ®は静電気抑制機能が付いており、静電気の発生を抑制することが可能です。また、抗菌・防カビ・消臭などの機能も付いており、小さなお子様がおられる家庭でも安心してご使用頂けます。(ドッグラン/幼稚園/保育園/商業施設/公園などの実績も多数あります)

更に、リアリーターフ®はUV加工もしっかりと施されており、裏の基盤も湿気に強いウレタンを採用しております。その為、耐久年数も約8~10年と長寿命な人工芝となっています。(10年以上使用されている現場も多々ございます)

安価な人工芝は、2~3年程度で劣化し、色褪せやパイル(芝)の抜けが発生します。
安物買いの銭失いという言葉があるように、安価品を購入して数年で張り替えるような事になれば、結果的に高額な材料費を払う事になります。人工芝の選定は値段だけではなく、耐久性や性能もしっかりと確認するのが良いでしょう。

ベランダにあった人工芝の形状を選択する

ベランダで人工芝を使用する際、次に悩まれるのが、ジョイント式とロールタイプのどちらを選択するかだと思います。

ジョイント式とは、30㎝×30㎝程度の四角のプラスチック下地に人工芝が付いており、連結して並べるタイプです。ロールタイプは、1m×5mや1m×10mなどのロール状に人工芝が巻かれているタイプです。2つの違いについてさらに詳しくご説明いたします。

【ジョイント式】

■メリット
施工が簡単/安価品が多くコストが抑えられる/30㎝×30㎝程度の大きさなので、狭いベランダで施工しやすい

■デメリット
安価品が多く、耐久年数が短い/広いベランダでは、ジョイント箇所が多くなり仕上がりがキレイになりにくい/見た目のリアルさがない商品が多い

【ロールタイプ】

■メリット
静電気抑制機能などの機能が付いた商品がある/1枚物の為、ジョイントが目立たず施工がキレイ/パイルの種類も沢山あり、商品の選択の幅が広がる

■デメリット
狭いベランダでは、取り回しが大変で施工しにくい

上記の事を踏まえ、「人工芝を短期間しか利用しない」場合や「ベランダが狭い」場合にはジョイント式が適していますが、それ以外の場合にはロールタイプの人工芝をおススメします。

将来を考えてベランダに人工芝の施工を行う

次に施工方法についてご説明させて頂きます。

ベランダへ人工芝を設置する際「ボンドを利用した固定」・「両面テープを利用した固定」・「何も利用しない」といった方法が一般的です。

冒頭でもお伝えしましたが、ベランダは共有部分となる為、引っ越しされる際、原状回復を行う事が基本です。
その為、ベランダの床にボンドを塗布して人工芝を固定すると、剥がす際にボンドが床に残ってしまいます。原状回復となると、床の張替などが発生した際、高額な補修費用がかかります。また、両面テープを使用した際も同様、剥がす際に両面テープの粘着物が床に残ってしまう場合があります。

上記の事から、マンションのベランダへの人工芝の施工は、接着剤は使わず、置き敷き施工が可能な大判クッションマットのご使用をおススメします。
もし、上層階で風が少し強いなど、どうしても両面テープを検討される際は、アクリル系の両面テープをご利用ください。

また、ベランダは共用部分となるため避難通路として妨げる形での人工芝の設置はできません。避難はしご(避難ハッチ)を塞いでしまわないように注意をしながら、施工を行うようにしましょう。

(注意)こちらの内容は、あくまでもマンションのベランダのお話です。分譲の戸建て住宅の方には当てはまらないのでご安心下さい。

ベランダで人工芝を使う際の注意点についてのまとめ

人工芝は天然芝と違い、メンテナンスフリーという観点から需要が年々増えております。それに伴い、価格帯も様々で見た目だけでは判断しにくくなってきております。
今回の記事で掲載させて頂きましたように、ベランダでの人工芝の施工には静電気抑制機能が重要であり、値段だけではなく機能や耐久性にも目を向けた商品選びを行いましょう。

施工する場所によっても施工方法や注意点も異なる為、ご不明な点がありましたら、お気軽にグリーンフィールドへご連絡下さい。

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