検証データ

衝撃吸収性試験(大判厚手クッションマット)

※参照:衝撃吸収材や人工芝などの耐衝撃性(衝撃吸収性)-AAA method スポーツ表層面の衝撃吸収性

概要

公園などへ遊具を設置する際は、コンクリートやアスファルトなどの硬い設置面を避け、必要に応じて衝撃吸収材を使用するなど、遊具からの落下衝撃を緩和する配慮が必要となります。また、ラグビー、サッカーなどを行う人工芝のフィールド上では、プレー中の選手が転倒した際の安全性の配慮が必要です。このような安全・安心の観点から、衝撃緩和・衝撃吸収性能は近年ますます重要視され、衝撃吸収性を評価する試験は、様々なスポーツ団体で採用されています。

試験方法

バネが取り付けられた質量20kgの錘を、55mmの高さから落下させます。落下の瞬間から表層面に衝撃を与えるまでの加速度を記録し、この力の減少の割合と、基準の力(理論上のコンクリート面にかかる力)から、衝撃吸収性(パーセント)を求めます。

結果

様々なスポーツ団体のフィールドテスト基準値はおおよそ40〜70%となっています。
それに対し、15mmクッションマットでは52% と上記の基準値を満たしており、衝撃吸収性に優れていることが分かります。

試験方法 試験結果(%)
AAA method 52
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