美しいお庭や屋外スペースを手軽に維持できる選択肢として人気の人工芝。
私ども株式会社グリーンフィールドは景観用人工芝を販売するメーカーですが、人工芝を検討されているお客様より、日々多種多様なお問合せを頂いております。
今回のお題『リアリーターフ®の上ではどの程度のスポーツができるの?』も、よく聞かれるご質問のひとつです。
こちらの記事では、景観用人工芝の上で楽しむことができるスポーツ、アクティビティとご使用の際の注意点についてご紹介します。
競技場用人工芝と景観用人工芝は別物!
人工芝の種類は、大きく分けて競技場用人工芝と景観用人工芝があります。
競技場用人工芝とは
競技場用人工芝とは、プロの競技場やアクティブなスポーツのプレーに特化した人工芝です。具体的には、激しいプレーに対応できる丈夫さや耐久性、安全性を考慮した衝撃吸収性などの性能を持ち合わせています。そのため、製品自体の価格も比較的高価となっています。さらにクッション性を高めるために、人工芝の上からゴムチップや珪砂などの充填が必要となり、施工費用も人工芝の敷設以外にもかかってきます。
景観用人工芝とは
対して、景観用人工芝とは、美しい外観と施工性、手入れのしやすさを重視した人工芝です。競技場用人工芝と比較すると安価な製品が多く、用途としては住宅の外構や商業施設、公園などに幅広く使用されています。弊社が販売するリアリーターフ®もこちらのカテゴリーの人工芝です。
リアリーターフ®の上でできるスポーツとは?
強度の秘密
景観用人工芝と競技場用人工芝は別物であるということは前述しましたが、景観用人工芝の上では一切スポーツができないということではないのでご安心ください。
リアリーターフ®は、お子さまのボール遊びや、キャッチボール、ゴルフのパター練習、ドッグランなど、軽めのスポーツやアクティビティであれば問題なくご使用していただけるだけの強度と耐久性を備えています。
高い強度と耐久性の理由は、リアリーターフ®の製造過程にあります。リアリーターフ®はFIFA認定の工場で製造しており、高い技術力を持つ工場にて、強固な縫製、高い密度によるクッション性を備えた人工芝を製造しているため、その品質はお墨付きです。
本格的なサッカーなどのスポーツは、芝の劣化を早める要因となるため、お勧めできませんが、軽めのアクティビティであれば問題なくご使用いただけます。
リアリーターフ®の中でも高い強度の「スポーツ」
従来品をパワーアップさせ、軽めのアクティビティに特化したシリーズ「アメリカーナロング® スポーツ33mm」も大変ご好評いただいております。
こちらは従来品に比べて太めの高耐久パイルを使用し、密度・クッション性を向上させているため、より安心してアクティビティを行って頂けるようになりました。
また、躍動感のあふれるビビッドなカラーリングは、無機質なコンクリートの躯体にも映えるので、お庭の雰囲気を明るくしてくれます。
ご使用の際の注意点
せっかく人工芝を敷いたのであれば、安心して様々なアクティビティを行えるといいですよね。ここからは、人工芝をご使用するうえでの注意点についてご説明させていただきます。
1.転倒に注意
クッション性の高い人工芝ですが、万が一、転倒した際は注意が必要です。
天然芝と比較し、摩擦熱による擦り傷が広範囲に起きる可能性がありますので、特に小さなお子さまを遊ばせる際などは、肌の露出面積の少ない服装にする等の対策をお勧め致します。
2.熱中症への対策
人工芝の多くは「ポリプロピレン」や「ポリエチレン」といった合成樹脂によってできており、外気温の上昇につれて人工芝の表面温度が上昇します。
実際に、外気温40度以上の環境下で、長時間、直射日光下に人工芝を敷く検証を行ったところ、表面温度が65度前後まで達したという結果が出たことがあります。
直射日光と地面からの熱にさらされた状態は、想像以上に体力を消耗しやすいため、夏場に人工芝の上でアクティビティを行う際は、十分に熱中症対策を行っていただくことが必須です。
3.激しい使用を控える
基本的に、景観用人工芝は本格的なスポーツでの使用を考慮した商品ではありません。景観用人工芝の上で激しいスポーツを行うと、人工芝本体や身体にも大きな負担がかかりますのでご注意ください。
まとめ
景観用人工芝でできるスポーツ、アクティビティについてご説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
景観用人工芝は、比較的安価で手軽に自宅で楽しめるアイテムですが、使用方法を間違えると人工芝の寿命や、身体へ負担に影響を及ぼす可能性があります。用途や目的に応じた人工芝を選び、正しく使用することで素敵なお庭ライフをお過ごしください。
また、製品面や施工面などでご不明な点があれば、ぜひお気軽に、株式会社グリーンフィールドまでご相談ください。社員一同、お待ちしております。