壁面緑化を住宅で成功させるデザインのコツ

住宅の一部に、壁面緑化を取り入れるデザインが増えています。

弊社が取り扱っている人工壁面緑化パネル「ビスタフォリア®」は、屋内・屋外のどちらでも、美しい見た目を長く楽しむことができます。

しかし、壁面緑化という新しい素材をどう使えばいいか、今ひとつコツがつかめない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、壁面緑化を住宅デザインに取り入れるときのデザインのコツを、わかりやすく解説していきます。

壁面緑化のデザインのコツは?

まずは、屋外の壁面緑化から見ていきましょう。

設置面積はなるべく大きくする

壁面緑化は、設置面積が大きいほどリアルな迫力が増していきます。

フェンス一面、壁一面など思い切ったデザインにすることで、壁面緑化の持つリアルなグリーンの迫力と、癒し効果を最大限に活かすことができます。

人工壁面緑化ビスタフォリア®は、好きなサイズにカットが可能です。

飾りたい面積に合わせてフレキシブルに対応できるため、サイズを限定せずデザインを考えていきましょう。

目隠しとして効果的に使う

壁面緑化の効果は、装飾だけではありません。

密集したグリーンを活かして、機能的な目隠しとして効果的に使うことができます。例えば、隣家との境界にある狭い犬走りの目隠しにも最適です。

ほかにも、道路との境にあるフェンスに使うことで、閉塞感のない目隠しとして利用することができます。このように、機能性を活かしたデザインにすることもご検討いただけます。

ポイントカラーで演出する

人工壁面緑化ビスタフォリア®は、7種類の花や葉がセットになった「カラーボックス」が別途販売されています。レッド、ピンク、ラベンダー、ホワイトなどのカラフルな花や葉をパネルに挿すことで、簡単に雰囲気を変えられます。

壁面緑化をよりリアルにしたいなら、ランダムに挿して色合いをばらつかせると自然に見えます。ナチュラルな雰囲気に寄せるなら、白を多く使うことで、淡くオーガニックな雰囲気を作ることができます。 ポイントカラーを効果的に使って、住宅や空間のコンセプトに合った演出をしていきましょう。

室内の壁面緑化は採光がポイントに

次に、室内の壁面緑化のデザインポイントを見ていきましょう。

自然光を取り入れる

室内に壁面緑化を取り入れるなら、自然光が当たる場所に設置しましょう。

壁面緑化は、自然光を当てることでより本物らしく、きれいに見せることができます。

人工壁面緑化はメンテナンスフリーなので、日当たりが強い場所でも安心して設置できます。

ビスタフォリア®はUV加工が施してあるため、長い期間あざやかな色味を楽しむことができます。

色温度を調整する

室内の壁面緑化でポイントとなるのが、色温度の調整です。

調光・調色ができる照明機器を使うと、どんな場所でも壁面緑化の見え方を調整できます。

清潔感を強調したい玄関なら、緑味を強く、やや青みがかって見えるように調整しましょう。

リラックスしたいリビングなら、赤みを足してやわらかく見せると、空間全体がやさしい雰囲気になります。

お施主様の好みや、スペースの使い方に合わせてデザインしましょう。

参考:ヒカリイク 人と光に向き合うデザイン情報サイト「室内のバイオフィリックデザインで欠かせない光のポイント3つ」

人工壁面緑化の成功事例

ここからは、実際の施工事例をもとに、デザインポイントを確認していきましょう。

玄関ポーチ・玄関ホール

玄関ポーチに壁面緑化を設置した事例です。

採光を取り入れられる場所に設置されているため、明るくいきいきとした玄関を演出できています。

玄関から見える坪庭の壁に壁面緑化を設置した事例です。

玄関を入ってすぐに、目に緑が飛び込んできます。

自然と視線が奥に誘導されるため、空間に奥行きを持たせることにも成功しています。

外壁・フェンス

隣家との境目にある狭い犬走りです。

日の当たりにくい場所ではありますが、壁面緑化を設置することで開放感のある景観に。 人工壁面緑化の持つ機能性が活かせています。

こちらも同じように、隣家との境目に壁面緑化を設置しています。

高めのフェンスで目隠しをしながらも、明るい雰囲気に仕上がっています。

リビング

リビングの一角に壁面緑化を設置しています。

採光の採れる場所に使うことで、緑の葉が光を反射し、部屋全体が明るい雰囲気になります。

ベランダ

ベランダのフェンスに壁面緑化を取り入れた事例です。

フェンス一帯に使うことで、本物の生垣のようないきいきした雰囲気が演出できていますね。

採光が抜群なことから、リアルな迫力が感じられるベランダになりました。

まとめ

人工壁面緑化は、デザインを活かしつつ、目隠しもできる機能的なアイテムです。UV加工が施されているため、屋外・屋内どちらも設置できる自由度の高さも魅力です。

広く使えば使うほどリアルで迫力のある空間が演出できるので、住宅に取り入れる際には思い切って大胆にデザインしていきましょう。実際の製品の耐用年数や使用条件について、ご不明な点があればぜひお気軽にお問い合わせください。

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