人工芝は天然芝にはない数多くのメリットがあります。それと同時に人工芝には天然芝にはないデメリットも存在しています。
例えば、真夏の人工芝は表面温度が高くなることや見た目が変わらないため通期で見た場合違和感を覚える季節があるなど…もちろん天然芝と比べてメンテナンスが楽などのメリットも多く存在しております。
その中で今回は【静電気】にフォーカスを当ててみたいと思います。
静電気の「バチッ!!!!」となるあの恐怖は嫌いな方も多いのではないでしょうか。
私も乾燥する季節は握手やドアノブ、金属を触る時など静電気が起きないかビクビクしながら生活をしております・・・。
そもそも人工芝は静電気が発生するの?しないの?せっかく敷設した人工芝の上でバチバチ怖い思いはしたくありません。
人工芝は静電気が発生する?発生しない?
残念ながら人工芝も静電気が発生してしまうという回答になってしまいます。
ではなぜ、人工芝で静電気が発生してしまうのか。
その理由として人工芝で使用するパイルの「材質」が原因と考えられます。
人工芝のストレートになっているパイルやカーリングしているパイルは主に「ポリエチレン」と「ポリプロピレン」という材質が使用されているため摩擦や乾燥によって静電気が起きやすくなっております。
そのため、夏などの湿気がある時期には静電気を感じる事はありませんが冬場など乾燥した時期になると「バチッ!!!!」と静電気を感じてしまいます。
そのため人工芝を購入する際は、価格だけでなく人工芝の機能として【静電気抑制】機能があるかどうかを1つの選定基準にする必要があります。
犬を飼っているご家庭や小さいお子さんを人工芝の上で遊ばせたいと思っている方は特に注意が必要になります。
犬や子供に限らず静電気を怖がり人工芝の上で遊ばなくなり、高い費用と時間をかけ敷設した人工芝が無駄になってしまうという話もしばしば聞きます。
「静電気が起きるなら人工芝を使用しない方が良いのか…?」
答えは「NO!!」。静電気が起こるからと言って人工芝をあきらめる必要はないのです。
私たちが販売を行っている「リアリーターフ®︎」は全5種類に【静電気抑制機能】が装備されております。
もし、他社商品で静電気抑制機能が備わっていない人工芝があれば、それは人工芝ブームに便乗しているだけの商品になります。
リアリーターフ®︎も販売当初は静電気抑制機能を持っていなかった
販売当初はリアリーターフ®︎も静電気抑制機能を持っておりませんでした。
弊社は防草シート(ザバーン)を販売しており、メインの使用先と言えば公共事業で道路法面や河川敷、空き地、遊休地など公に使用されることがメインでした。
ただ、防草対策に関しては公共事業だけでなく一般の方々も同じ悩みを持っておりました。
そこで一般のご住宅用の防草シート(グリーンビスタ)の販売を開始。
一般の住宅で防草シートだけを敷設するのは景観が寂しいこともあり人工芝も販売を行うようになりました。
人工芝は少しずつ普及されるようになり、ここ最近では住宅の庭で人工芝は必需品になりつつあります。
弊社の人工芝発売話で話が少しそれてしまいましたが、人工芝が徐々に普及されるようになりその中で出てきた問題の一つが「静電気」でした。
せっかく高い費用をかけて人工芝を敷設したのに乾燥した時期になると人工芝で遊べないのはもったいない。
色々と試行錯誤を行った結果リアリーターフ®︎は【静電気抑制機能】を手に入れることが出来ました。
過去に起きた保育園での悲劇
夏場に園児たちが遊べるように園庭に人工芝を敷設いたしました。
園児たちも喜び、先生方も草刈を行わずに済むとみんながハッピーでした。
がしかし…初めての冬を迎えた時に事件は起きました。
園児たちが人工芝の上で遊ばなくなったのです。
園長先生が園児に話を聞くと、人工芝の上で遊んだ後に教室に戻る際、ドアノブで静電気が発生し園児が怖くなり外に出なくなってしまったのです。
人工芝を撤去しようかと悩んだ園長先生は業者に相談を行い私たちに話が来ました。
話を聞いた私たちは悩むことなくリアリーターフ®︎の敷設をお勧めしました。
何故なら、この保育園では静電気抑制機能がついていない他社の人工芝を使用していたのです。
たかが静電気抑制機能されど静電気抑制機能。
この機能がついているかいないかでここまで大きな差が出てしまうのです。
最後に
昔に比べ最近はネットで安く買える人工芝や手軽に買えるホームセンターの人工芝などが身近にあります。
価格だけで言ってしまうとものすごく安く魅力的ではあります。
ですが、メーカーとして言わせて頂くなら価格だけでなくその人工芝の機能面をしっかりと見たうえで検討してください。
今回は【静電気抑制機能】にフォーカスを当てましたが、リアリーターフ®︎は他にも多くの機能を兼ね備えております。
人工芝を検討されている方は、価格、見た目だけでなく機能面にも注目し検討してください。