私たちの日常生活の中で、職場は特にストレスを感じやすい場所のひとつといえるかもしれません。仕事が好きでやりがいを感じている人であっても、オン・オフでいえば「オン」である職場では、やはり相応のストレス・緊張感・疲労感を感じているのではないでしょうか?
職場環境を改善したいと考えている人であれば「従業員満足度(ES = Employee Satisfaction)」の向上に関心を持っておられるでしょう。それはとても有意義なすばらしい取り組みです。
従業員満足度の向上、つまり心地よくてやりがいを感じやすい職場づくりのためにはストレスの緩和が大切なテーマとなります。といっても職場は仕事をする場所なので、単にリラックスしやすいだけでなく、働く人の生産性や創造性の向上も目指したいところです。
オフィスのストレスを軽減し、気持ちよく働ける場所にする方法はたくさんありますが、「オフィス緑化(オフィスグリーン)」は賢い選択肢の一つとなります。
この記事では
- オフィス緑化とは何で、どのような効果が期待できる?
- オフィス緑化における観葉植物とフェイクグリーン(人工植物)、それぞれのメリットとは?
- オフィス緑化をどのように導入できる?
といった疑問の答えについてご説明します
オフィス緑化とは?エビデンスのある2つの驚くべき効果
オフィス緑化とは、オフィス内に植物や緑色のインテリアを取り入れることです。これは単に装飾として観葉植物やフェイクグリーンをなんとなく増やすというようなものではなく、主に職場環境の改善というはっきりとした目的のために、十分に計画して導入されます。
このようなオフィス緑化の導入は「なんとなくリラックスできるようだ」という気分的なものではなく、下記のような具体的なメリットにつながります。
緑色による目の疲れの緩和
現代のオフィスワークの特徴はPCやスマートフォン、タブレットなど光るディスプレイを長時間見ながら作業すること。VDT(Visual Display Terminals)作業と呼ばれるこのような仕事では、目の疲れが深刻な問題になりかねません。
緑色には、目の周りの筋肉や視神経の物理的な緊張を和らげ、リラックスさせる効果があるとされています。愛媛大学が行った実験では、PC作業後に植物を見ると視覚の疲労が緩和される効果が確認できたそうです。 植物の葉の緑色は、人間の目にとって最も自然で快適な色調です。この色を定期的に見ることで、目の疲労感の緩和とともに、作業効率の向上も期待できるでしょう。
生産性・創造性の向上
オフィス緑化は、目の疲れによるストレスを軽減するだけでなく、従業員の生産性や創造性を向上させる効果も期待されています。エクセター大学の研究 によると、植物を設置したオフィスでは、従業員の生産性が最大15%向上するというデータがあります。これは、緑がもたらす心理的な安らぎが、集中力やアイデアの創出をサポートしているものと考えられます。
また、緑のある環境はチーム内のコミュニケーションの活性化にも貢献するかもしれません。リラックスできる雰囲気が職場全体に広がり、チームの連携や新しいアイデアの提案がスムーズに行えるようになります。


フェイクグリーンによるオフィス緑化導入のコツは?押さえたい3つのポイント
ここまでご紹介したようなオフィス緑化のメリットは、生きた観葉植物はもちろんのこと、フェイクグリーンの導入でも実感することができます。
生きた観葉植物によるオフィス緑化には独特の魅力や効果がありますが、フェイクグリーンにも
- 水やりなどの世話に手間がかからない
- 設置場所を選ばない
- 1年を通して美しさが変わらない
など、観葉植物にはないメリットが多くあります。
フェイクグリーンを使ったオフィス緑化を成功させるためには、下記の3つのポイントを押さえておきましょう。
緑視率とバランスを考慮する
オフィス緑化を成功させる鍵の一つが「緑視率」です。緑視率とは、視界に占める緑の割合を指す比率で、ワークスペースや休憩場所であれば10〜15%程度が理想的といわれています。
効果的な緑視率を実現するためには、ワークスペース全体のバランスを考慮しましょう。具体的には働く人の視界の中で緑がなるべく左右対称になるよう、まんべんなく配置するのが効果的です。
あらゆる場所に配置してみる
フェイクグリーンの魅力は、生きた観葉植物にくらべて設置場所の自由度が高い点にもあります。通常、観葉植物の配置が難しい、日当たりの悪い場所や温度変化の激しい場所でも、フェイクグリーンなら問題なく配置可能です。
さらにオフィス内だけでなく受け付けやエントランス、またファサード・外壁などあらゆる箇所に配置するなら、従業員だけでなく大切なお客様や周囲を行き交う人々に魅力を感じてもらいやすくなるでしょう。
このようにフェイクグリーン特有の設置の自由度をフル活用することができます。
リアルな質感でクオリティの高いフェイクグリーンを選ぶ
フェイクグリーンをオフィス緑化に活用するなら、「質感」も重視しましょう。本物と見間違えるようなリアルな質感であれば、オフィス緑化のより高い効果が期待できます。
さらに、デザイン性の高い製品であれば、オフィスのテーマやブランドイメージに合わせたコーディネートも可能です。たとえば、企業のカラーに合う植物を選んだり、壁面緑化としてロゴ周辺を装飾したりすることで、オフィス空間全体に統一感を持たせることができます。
クオリティの高いフェイクグリーンを上手に選ぶことで、オフィス緑化のメリットを最大限に活用しましょう。


まとめ
働く人の満足度や仕事への意欲を向上させるオフィス緑化は、職場環境の改善にはとても優れた選択肢の一つとなります。
観葉植物や高品質なフェイクグリーンを上手に活用した、美しく快適な職場づくりを検討してみましょう。
オフィス緑化にうってつけのフェイクグリーン「ビスタフォリア®︎」
人工植物「ビスタフォリア®︎」はリアルな質感を追求するだけでなく、ロンドンの著名なデザイナーや園芸家により、植物の美しさを最大限に引き出せるようにデザインされています。
ビスタフォリア®︎はオフィスのワークスペース内やエントランスだけでなくエクステリアとして外壁にも使用できる壁面緑化パネルで、パーティションとして使用することも可能です。

また、同シリーズのビスタフォリア®︎カラーボックス、ハンギングガーデンブーケポットなど、より高度でおしゃれなオフィス緑化に活用できるアイテムもラインナップされています。ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

