映える写真を撮るには、「外に出て、写真映えスポットに行くしかない!」と思いがちではないでしょうか?
しかし、いつでも気軽にフォトスポットに出かけられるわけでもありませんよね。そこで、家の中にフォトスポットを作ってみませんか?
工夫次第で、毎日過ごす家の中をもっと楽しく、快適に変えることができます。この記事では、「人工芝」を取り入れて、室内にフォトスポットをつくる方法をご紹介します。
人工芝を室内に敷くと、フォトスポットに
人工芝は、プラスチックでできた人工の芝です。主に、屋外の庭や施設で使われていますが、屋内のキッズスペースなどで使われている場合もあります。
この人工芝をあえてリビングに敷くことで、リビングのイメージがガラッと変わります。小さい子どもやペットを写真に撮ると、背景は「床が占める面積」が多くなりますよね。
そこに人工芝を敷くことで、背景があざやかな緑に変わり、写真映えするようになります。子どもやペットにとっても、足裏の踏み心地や見た目が変わることで、同じ室内でも気分が変わります。

写真映えはもちろんですが、生き生きとした表情も期待できそうですね。
リビングに人工芝を敷くメリット
室内に人工芝を敷くメリットは、写真映えだけではありません。
ここでは、写真映え以外のメリットを見ていきましょう。
いつでも公園気分でおうちピクニック
雨の日や寒い日、極端に暑い日は、公園に出かけることが難しい場合がありますよね。
そんな日でも、まるで公園にいるような気分になれます。家の中でも解放感が味わえるので、おうち時間の過ごし方が広がります。
室内ドッグランとして
人工芝を敷いたスペースは、室内ドッグランとしても使うことができます。
人工芝はドッグランによく使われている床材なので、犬にとっても遊びやすい環境にできます。ドッグランが近くにない場合も、自宅にあればいつでも遊ばせてあげられますね。
機能性の高い素材で衛生的に過ごせる
人工芝の種類は、パイル(芝糸)の長さや機能性でさまざまに展開しています。
価格にも差があるため、つい「一番手軽なもので」と最安値を選んでしまいたくなるのではないでしょうか。
価格帯の高い人工芝は、防菌、防カビ機能つきなど、機能性も高くなっています。子どもやペットのためにも、高機能素材の人工芝を選ぶことで、長く衛生的に使うことができます。


リビングに人工芝を敷く方法
リビングに人工芝を敷くことは、DIYでも十分に可能です。置き敷き施工なら原状復帰も簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください。
ここからは、具体的な施工方法を見ていきましょう。

ロールの敷き方を決める
弊社で取り扱っている人工芝は、1m幅で10m巻きロールとなっています。この基本サイズをもとに、設置スペースにどういう方向でどのように敷くか決めていきましょう。
たとえば床一面に敷き詰めると、まるで公園のように広々としたイメージになります。しかし、リビング全体のイメージを大きく変えたくない場合もありますよね。そんなときは、リビングの一部に敷くと、ラグのようなイメージで気軽に取り入れることができます。
敷き方が決まったら、実際に床に広げて確認します。
敷くスペースに合わせて、人工芝をカッターでカットしましょう。
床に固定する
人工芝をリビングの床に固定する方法は、「両面テープ」と「置き敷き」の2つの方法があります。
・両面テープ
床に直接両面テープを貼り、人工芝を貼りつけます。ほかの部屋との段差を作りたくない場合や、とにかくずれることを避けたい場合、こちらの方法がおすすめです。
・置き敷き
人工芝専用オプションの「大判厚手クッションマット」を敷いた上から、人工芝を敷き、人工芝とクッションマットを両面テープなどで接着します。
置き敷きは、床に両面テープを貼りたくない場合や、踏み心地をよくしたい場合におすすめです。
大判厚手クッションマットは、厚さ15mmのクッションマットです。人工芝の下に敷くことで、踏み心地がよくなります。転んだときの衝撃もやわらぐので、子どもやペットの安全性向上にも効果的です。
継ぎ目をなじませる
人工芝を固定できたら、継ぎ目をなじませます。ブラシまたは手で、継ぎ目をなでるようにしてなじませていきましょう。
これで、人工芝を敷く作業は完了です。
お部屋の広さや家具などの条件にもよりますが、作業時間は1日あれば十分に可能です。
室内人工芝のお手入れ方法
人工芝を室内に敷いたら、普段の掃除と同じようにお手入れしていきましょう。
掃除機をかける
ほかの床掃除と同じように、掃除機をかけてほこりを取り除きます。
毛足の長いラグと同じようなイメージで、絡まらないよう注意して掃除機を当てましょう。
強く当てすぎるとパイルが寝てしまうので、軽い力でかけてください。
固く絞ったぞうきんで拭き取る
ジュースなど液体をこぼしてしまったら、カーペットと同じように、固く絞ったぞうきんで拭き取ります。
人工芝はプラスチックでできているので、水には強いのですが、ちぎってしまわないよう優しく拭き取りましょう。
油っぽいものを落としたときは、中性洗剤を含ませた布で拭き取ります。
洗剤を使った部分は、あやまってペットの口に入ったりしないよう、最後にもう一度固く絞った布で拭き取りましょう。
ブラッシングでパイルを起こす
人工芝は、よく踏むところが倒れやすくなります。パイルが寝てしまったら、ブラッシングして起こしましょう。
ブラッシングの頻度は、数か月に一度くらいでかまいません。
ブラッシングしても倒れたままで復活しない場合は、ドライヤーで十分距離を保って、少しだけ温風を当ててみてください。人工芝の素材はプラスチックなので、少し温めると曲がった部分を戻しやすくなりますが、温風を近くから当ててしまうとパイルが溶ける場合がありますので、お奨めしません。温風の当てすぎに注意しておこないましょう。


室内人工芝をコスパよく取り入れるコツ
人工芝は、高機能なものほど価格が高くなります。コスパよく取り入れるには、2つのコツを意識してみましょう。
丈夫な種類を選んで長く使う
お手軽な価格の人工芝ももちろんありますが、その分耐久性が低い場合があります。
価格が多少高くなっても、耐久性の高い種類の人工芝を選ぶと、長い期間キレイなままで使うことができます。弊社の取り扱っている人工芝は、屋外での使用で10年経ってもほぼ劣化が感じられないケースもありました。
このように、高機能で丈夫な人工芝は、長い目で見てコスパがよくなる場合があります。
敷く面積を限定して部屋の一部に敷く
部屋一面に敷き詰めると広々とした見た目になりますが、それなりの費用が必要です。
置き家具がある場合は敷きこむことになるため、もったいなく感じる場合もあります。
リビングで「キッズスペース」や「ワンちゃんスペース」など、部屋の一部にすでにスペースを区切っている場合は、そこだけに人工芝を使うことを検討してみましょう。
敷く面積を限定することで空間にメリハリがつき、コストも抑えることができます。
まとめ
人工芝は、ラグやカーペットよりも取り入れるのに勇気がいる素材です。
しかし、本物のような芝の質感とあざやかな色味で、いつもの空間をガラッと変えてしまう効果があります。 弊社では無料サンプルの送付もおこなっていますので、ぜひ手にとってお部屋との相性をご確認ください。

