近年、インテリアとして人工芝をオフィスやジムに取り入れるケースが増えています。
オフィスやジムの緑化はストレスや視覚疲労の軽減、コミュニケーションの活発化などのメリットがあり推奨されていますが、お手入れに手間や費用がかかるデメリットも無視できません。
人工芝は生きている植物に比べるとお手入れが簡単なのはもちろんのこと、ほかにもさまざまなメリットがあります。
本記事では、オフィスやジムに人工芝を敷くメリットや注意点を解説します。
人工芝とは
人工芝とは、本物の芝生に似せて作られた製品です。1960年代にアメリカで室内球場に敷くために開発され、現在は世界中のスポーツ施設やグラウンド、一般家庭の庭などさまざまな場所で利用されています。
人工芝は天然芝と比べて手入れが簡単でコストがかからない、日当たりが悪い場所でも緑を取り入れられる、1年中緑が楽しめるといったメリットがあります。
また、近年ではより自然に近い色合いの人工芝も登場し、間近で見ないと天然芝と区別がつきにくい製品も増えました。
このほか、抗菌・防カビ・消臭・防炎・静電気発生の抑制などいろいろな機能がついた製品もあり、天然芝より清潔で幅広い年代の方が安心して使えます。
人工芝はパイルの長さに応じてショートパイル、ロングパイルがあります。敷く場所や使い方によって好みのものを選びましょう。


人工芝をオフィスやジムに敷くメリット5選
ここでは、人工芝をオフィスやジムに敷くメリットを5つ紹介します。
オフィスやジムを手軽に緑化する方法を探している方は参考にしてください。
見た目がおしゃれ
人工芝をインテリアとして取り入れることでオフィスやジムの景観が向上し、おしゃれに見えます。
オフィスで利用するパソコンやデスク、椅子といった事務機器やジムのトレーニングマシンは、無機質な印象です。
そこに、人工芝のグリーンが加われば柔らかくあたたかな印象になるでしょう。
また、人工芝は来客スペース、会議スペース、ストレッチスペースなど一部にだけ設置もできます。
敷く位置や敷き方を工夫することで、使用者の気分転換にもなるでしょう。

ストレス軽減が期待できる
グリーンは、ストレスの軽減やリラックス効果などが期待できます。
この効果は「グリーンアメニティ」とも呼ばれる植物を利用して人間の快適性を向上させる取り組みにも活用されています。
オフィスに人工芝を敷けばストレスの軽減やリラックス効果によって生産性の向上効果も期待できるでしょう。
それに加えて、グリーンは見る人に安心感を与える効果も期待できます。緑が多いオフィスならば、商談や会議がスムーズに進みやすくなるかもしれません。
また、ジムに人工芝を敷けば集中力の向上や疲労回復効果が期待できます。
衛生的で手入れが簡単
人工芝は天然のグリーンに比べると衛生的で手入れが簡単です。
水やりや芝刈り、肥料配布、除草作業などの必要もなく、日当たりが悪い部屋でもきれいな色合いをキープし続けられます。
また、抗菌・防カビ・消臭効果等の機能がついた人工芝ならば、より清潔に利用できます。通常のお手入れはフロア掃除と同様、掃除機等でゴミを吸い取ったりブラシで汚れを落としたりすればよいので、管理費用を大幅に削減可能です。
防音・防振効果が期待できる
人工芝の中には厚手のクッションフロア程度の防音・防振効果が期待できる製品もあります。
近年は、マンションの一室を改造した小規模なパーソナルジムも増えています。
筋力トレーニングやストレッチが中心でも足音や振動が気になる場合は、人工芝を敷けば見た目もおしゃれになって一定の防音効果も得られるでしょう。
オフィスも人工芝を敷けば足音が気になりにくくなり、仕事に集中できて生産性を上げる効果も期待できます。
裸足で活動できる
人人工芝の上は天然芝同様に裸足で活動できます。
ストレッチやヨガなど裸足でできる運動をしたい場合、人工芝をフロアに敷いておけば広々と空間を使えてリラックス効果も高まるでしょう。
また、人工芝を取り入れたオフィスの中には、デスクで仕事をしているときは靴を脱いで裸足で仕事可といったルールを設けたところもあります。
ビジネス用の靴はしめつけがきつかったり湿気がこもったりして集中力が削がれることもあります。
人工芝のうえで裸足になって仕事をすれば生産性も上がるかもしれません。
なお、足と芝生の摩擦による静電気が気になる場合は、静電気抑制機能のついた人工芝も販売されています。


オフィスやジムに人工芝を敷く際の注意点
オフィスやジムに人工芝を敷くと多くのメリットがある一方、注意点もあります。
ここでは、オフィスやジムに人工芝を敷く際に注意すべき点を2つ紹介します。人工芝の導入を前向きに検討している方は、参考にしてください。
人が頻繁に行き来する場所は芝のパイルが短い商品がおすすめ
人が頻繁に行き来する場所に人工芝を敷く場合は、パイルが短いタイプの製品がおすすめです。
人が頻繁に行き来する場所はどうしてもほこりや汚れが人工芝につきやすく、頻繁な掃除が必要です。パイルが短い製品のほうが掃除がしやすくほこりやゴミがパイルに絡まりにくいといったメリットがあります。
どの製品がいいか迷ったら、業者に相談してみましょう。最適な製品を教えてくれます。
防炎の人工芝を選ぶのがおすすめ
オフィスやジムなど不特定多数が集まる場所に敷く人工芝は、防炎機能を備えた製品がおすすめです。
オフィスやジムで火災が発生する可能性は低いですが、いろいろなテナントが入っているビルにオフィスやジムが入居している場合は、別所で火災が発生して延焼の恐れもあります。防炎の人工芝ならば、被害の拡大を予防でき、避難の妨げにもなりにくいです。
まとめ
オフィスやジムにリラックス効果等を期待してグリーンを置く取り組みは、長年行われています。しかし、生きている植物はお手入れに手間やコストがかかる、日当たりが悪い場所には置けないといったデメリットもあり、一概に最良とはいえません。
人工芝ならば、お手入れの手間やコストを大幅に削減しつつリラックス効果や集中力を高める効果が期待できます。
また、生きている観葉植物と比べていろいろな場所に設置できるので、インテリアコーディネートの幅が広がります。
オフィスやジムに人工芝を敷きたいと検討している方は、抗菌・防カビ・消臭・静電気抑制・防炎機能が付いているリアリーターフ®がおすすめです。
天然芝に近い色合いで、抗菌、消臭機能がついています。
不特定多数の方が利用するオフィスやジムでも清潔かつさわやかに使えます。
また、公益財団法人日本防炎協会に認定された防炎機能も備えているので、万が一のときも安心です。

