人工芝を敷く前に知っておきたい4つの注意点をご紹介!

近頃、街中でも至る所で目にするようになった人工芝。
各人工芝メーカーが、天然芝に近い見た目や触り心地、デザイン性の豊富さ、機能性などの改良を重ねていることも相まって、年々人気が高まっております。

見た目がきれい、お手入れがラク、雑草対策としても利用可能…等々のメリットがある一方で、デメリットがないのか気になるところですよね。そこで、今回は、人工芝を販売するメーカーだからこそお伝えできる、人工芝を敷く前に知っておいていただきたい注意点についてお伝えいたします。

注意点①初期費用が割高である

天然芝に比べると、人工芝はどうしても初期費用が割高です。
とはいえ、きれいな天然芝を維持しようとすると、定期的なお手入れが必要になってきます。

具体的には、芝刈り機や散水機、エアレーション機などの機具の他、目土や肥料、除草剤などが必要になってくるため、天然芝の維持は意外とコストがかかります。
その点、人工芝施工後のメンテナンスはというと、ほうき・散水による掃除や、デッキブラシを用いて芝を起こす作業などで済むので、比較的、低費用・低負担と言えるでしょう。
後々のランニングコストの面やメンテナンスにかかる負担を考えると、人工芝にかかる初期費用はご納得頂けるのではないでしょうか。

また、耐久性に優れた人工芝を選ぶことで、長期間、きれいな芝の状態を楽しむことができます。そのため、商品選定の際は、多少金額が張ってでも「高耐久・高品質」に特化した人工芝を選ぶことをお勧めいたします。
弊社グリーンフィールドの人工芝「リアリーターフ®」は、屋外使用で10年前後の耐用年数の実績がございます。

注意点②夏場は温度が上昇する

人工芝の多くは「ポリプロピレン」や「ポリエチレン」といった合成樹脂によってできています。そのため、多くの樹脂製品と同じく、外気温の上昇につれて人工芝の表面温度は上がります。

実際に、外気温40度以上の環境下で、長時間直射日光下に人工芝を敷く検証を行ったところ、表面温度が65度前後まで達したという結果がでたことがございます。感覚的にはアスファルトと同じ位熱くなるため、夏場は靴を履いた上で歩くことが望ましいでしょう。表面温度上昇の解決策としては、打ち水や目地砂をパイル(芝)間に敷き詰めるなどの方法があります。

また、あらかじめ、「遮熱成分」が配合された人工芝を選ぶこともお勧めです。リアリーターフ®は全種類に「遮熱機能」が備わっており、機能が付いていない製品に比べ、表面温度を約7℃程度抑えることが可能です。

注意点③反射光で溶けてしまうことがある

②では、人工芝が夏場に温度上昇するという話をしましたが、これに派生して、気を付けておくべき注意点がございます。
それは、太陽の反射光が人工芝に影響を及ぼす可能性についてです。

子どものころに、虫眼鏡で日光を集めて、画用紙に光を当てる実験をした経験がある方も多いのではないでしょうか。虫眼鏡の凸レンズを用いて光を一点に集めることで、画用紙が発火する仕組みですが、同じような現象が人工芝を敷いたお庭でもまれに起こる可能性があるのです。

反射物となるものは状況によりさまざまではありますが、代表的なものとして熱遮断効果の高い窓ガラスがあげられます。熱遮断効果の高いガラス製品が、虫眼鏡の凸レンズのような役割となり、反射光が局所的に人工芝上に当たることで、通常よりも高温状態となり、人工芝が溶けるという仕組みです。


こちらの写真をご覧ください。
こちらは、実際に反射光によって人工芝が溶けてしまった事例です。
この場合も、熱遮断効果の高い窓ガラスを使用していたことにより、付近の芝が反射光によって溶けてしまいました。

未然の対策としては、設置場所の状況や太陽の角度などを必ず確認した上で、人工芝の設置を検討されることをおすすめ致します。また、溶けてしまった際は、該当箇所の人工芝を張替えたとしても同じ現象が起きますので、反射光が当たる部分には他の素材を設置する、日差しを遮るためのシェードを設置するなどの対策が必要となります。

注意点④火気厳禁

せっかく人工芝を敷くのなら、人工芝の上でバーベキューでもして過ごすのもいいな~、なんてプランをお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ところが、人工芝はじつは火気厳禁。バーベキューのコンロから灰や火の粉が落ちると、芝が溶けてしまうことがあるのです。そのため、調理を行う際は、タイルや砂利など、人工芝を敷いていない場所で行うことをおすすめします。

リアリーターフ®は、万が一のときにも火が燃え広がらない「防炎機能」がついております。公益財団法人 日本防炎協会が定めた防炎認定にクリアしている製品ですので、安心してお使いいただけますよ。

まとめ

ここまで、人工芝のメリットや、意外と知られていない注意点についてお話いたしました。こんなつもりじゃなかった…と敷いた後に後悔しないためにも、事前のチェックを念入りに行うことをお勧めいたします。
気になる点については、弊社グリーンフィールドまでお問合せください。

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