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人工芝に雪が積もっても大丈夫?冬に強い人工芝の選び方とは

冬になると「庭に積もった雪で人工芝が傷んでしまうのでは」と、心配になりませんか?

「天然芝と人工芝、雪に強いのはどっち?」といった疑問も出てきますよね。

そこでこの記事では、寒冷地での「人工芝と天然芝の違い」や、雪に強い庭づくりのポイント、寒さに強い人工芝の選び方をご紹介します。

人工芝と天然芝、冬の寒さや雪に強いのはどっち?

人工芝と天然芝では、雪に強いのはどちらなのでしょうか?

ここでは、それぞれの特徴を比較してみましょう。

天然芝は茶色く枯れたり病気になる場合も

天然芝は、冬に雪や霜が続くと、枯れた状態になります。

これは天然芝の成長のサイクルで、春から夏にかけて芝に新しい葉が伸びてくるまでの自然な現象なのですが、庭の見た目がややさみしげになってしまうことは避けられません。

また、寒冷地では芝の色が白っぽく枯れたように色褪せてしまう「雪腐病」のリスクも高くなります。

天然芝を病気から守るためには、寒くなる前に薬剤を散布したり、雑草を取り除くなど、こまめなメンテナンスが必要です。

人工芝は枯れない

人工芝はプラスチックでできた芝なので、寒冷地で長期間雪が積もっても枯れることはありません。

雪が解ければ、いつでも鮮やかな緑の見た目が戻ってきます。

また、人工芝の施工時には防草シートでしっかりと雑草対策が行われるので、基本的にはメンテナンス不要の庭になります。

ただし、天然芝と同じように、施工時に霜柱対策や水はけ対策が必要です。

雪と寒さに強い庭づくりのポイント

寒冷地では、天然芝・人工芝に関係なく霜柱が発生する可能性があります。

霜柱は、地中に溜まっている水分が凍り、毛細管現象によって地面から氷の柱が持ち上がる現象です。

霜柱ができてしまうと、地盤が浮き上がり、人工芝シートを固定しているピンが浮いてしまうこともあります。

浮いたペグは春に打ち直すことで修復できますが、できるだけ事前の対策で防げるようにしておきたいですね。

そこでここからは、人工芝を使った、雪に強い庭づくりのポイントをご紹介します。

下地の水はけをよくする

霜柱は、地面の下に水が溜まりすぎないよう水はけをよくすることで、ある程度防ぐことができます。

そこで、寒冷地にお住いの場合は、人工芝の施工時に砂利を多く敷き込むようにしましょう。

人工芝の下地に砂利を多くすることで、水はけがよくなり、霜柱ができないように対策できます。

雨水枡を設置する

雨水枡とは、雨水をためる排水設備のことです。

通常、敷地の中でも道路に近い場所に設置されています。

寒冷地では、気温が上がってくるとかなりの量の雪解け水が流れ出します。

この雪解け水が雨水枡に流れこむように施工することで、水はけをよくして、霜柱の発生を防ぐことができます。

雪が積もりやすい地域の人工芝の選び方

雪と寒さに強い庭にするには、どんな人工芝を選ぶといいでしょうか?

ここからは、雪が積もりやすい地域での人工芝の選び方をご紹介します。

透水性のあるものを選ぶ

透水性とは水を通す力のことで、人工芝でいうと、葉の表面に水抜き穴をつくることで、水が通りやすくなるようにしています。

弊社の人工芝「リアリーターフ®」は、他社製品と比べて水抜き穴が多い設計になっており、透水性が高いことが特徴です。

耐久性が高いものを選ぶ

人工芝のよさは、一年中いつでもきれいなグリーンが楽しめることです。

そこで、できるだけ耐久性が高いものを選んで、美しい状態を長く楽しめるようにしましょう。

弊社でお取り扱いのある人工芝「リアリーターフ®」は、耐久性の高さが特徴のひとつです。

こちらの写真のように、14年間使用しても色あせが目立たない施工事例もございます。

「リアリーターフ®」の耐久性について、くわしくはこちらをご覧ください。

まとめ

人工芝と天然芝はどちらもそれぞれの良さがありますが、雪の多い地域で手入れがラクなのは、人工芝です。

天然芝は寒さや雪に弱いため、元気に冬を越すにはこまめなメンテナンスが必要になります。

寒さと雪に強い庭づくりのポイントは、施工時の水はけ対策と、耐久性の高い人工芝を選ぶことです。

人工芝の選び方についてご不明な点がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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